何かに狂ってる

独り言ログ置き場です。

舞台『ぼくのメジャースプーン』感想

今日は池袋で舞台『ぼくのメジャースプーン』を観てきたので感想を書きます。

 

2022年5月28日東京昼公演です。メガネザル(観てきた人だけにわかる隠語)

 

下書きでは原作小説を読んだ時の思い出を長々と書いていたのですが、読み返したら自分語りが酷すぎて、普通に気持ち悪かったので消しました。なので今回は簡潔です。

 

※以下、舞台のネタバレがあります。

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自意識過剰なオタクの呟き。グッズ編

こんにちは。久々にリングフィットアドベンチャーをやったら、スクワットをする時に腹肉が邪魔で足を曲げられなかったので軽率に死にたくなりました。秋見鳥と申します。

 

www.nintendo.co.jp

 

貧血と肥満という不健康度MAXの身体を持っているのですが、なんと貧血の人は筋肉が付きにくく痩せにくいそうです。うわあつらい。まあ最初に自分の贅肉を甘やかして育てたやつが悪い。

 

今日の話題は「オタク、アニメとかゲームのグッズって本当に使ってるの?」問題です。ほぼ自分語りのポエムなので嫌になったらブラウザバック。

 

ほしいグッズが多すぎる

 

そもそもは「トートバッグがほしい」と思ったところが始まりです。

私は時々本を読むオタクなのですが、1つ悩みを抱えていました。ハードカバーの本は持ち歩きにくく、財布やスマホと一緒に鞄に入れているとどうしても傷んでしまうということです。

本屋さんに売ってるブックカバーはだいたい文庫本サイズです。本を持ち歩く際ブックカバーだけで十分かと言うとそうでもなくて、本当は本全体を包んで保護するようなものがほしい。文庫本なら適当な巾着とかで十分なんですけど、ハードカバーとなるとそれなりの大きさが必要。そしてハードカバーの本に合わせた大きさ・厚さの袋は見つからない。そもそもハードカバーの本を持ち歩くなという指摘は正しい。

しかし、最近ようやく解決方法が見つかりました。

ひとつのカバンで済ませようとするのが間違いだ。本は本専用のサブバッグを用意して運べばいい。

そこでトートバッグの登場です。そういえばほしいバッグあったわ、ということを思い出しました。

 

store.shopping.yahoo.co.jp

 

この原神フェスのバッグ、個人的にはめちゃくちゃデザインがいいと思っていて、バッグ本体はあくまでシンプルに、持ち手にロゴを入れてベルトにしている辺りがすごく良いです。あと原神フェスのメインビジュアル本当によいので缶バッジも素敵なんですよね。双子、もっと仲良くしてくれ……! (なお本編)

しかし、持ち手の「GENSHIN IMPACT」はやはり主張が激しく、日常的に使えるかと言うと微妙な線になる。先日まで新宿で開催されていた限定ショップで実物を拝見したのですが、パイモンのアップリケも現地で見るとやっぱり目立つような気がして、伸ばした手を引っ込めました。ほしいけどどうしようかななどと迷っている間に在庫切れになりました。購入された方、使い心地はいかがでしょうか?

 

あと今度超リスペクトしているアニメ「輪るピングドラム」の展覧会をやるのですが、そこの物販にもトートバッグがあって気になっています。

 

penguindrum-exhibition.com

 

うーんロゴ。

いやわかる。ロゴが必要なのはわかる。ロゴがないとなんのグッズなのかわからんもんな。最悪海賊版が出る恐れもあるし。

でもがっつり「輪るピングドラム展」って書いてあるとあーアニメグッズだって感じがするんだよな。イベントの時に使うのはいいんですよ。日常で使っていると指をさされないかと不安になる。

とはいえキャラの顔拡大印刷してどーんとかではないので、比較的買いやすく日常使いしやすい部類だとは思う。ハンカチなんかは普通に使えそうですね。こっちは買い。

監督繋がりでさらにもう一つ。「少女革命ウテナ」のポップアップショップが渋谷でやっていたとのことで、やはりこのアニメが大好きなので何か貢献したいと思ってグッズを確認しました。

 

www.cocollabo.net

 

タンブラー! 職場で使うのがちょうどほしかったのよね……とはいえ職場でアニメグッズはまずいよな。となると、他のものは別にほしいものやよく使うものじゃないから困ったな……。

などと言っている間にポップアップショップの期間が終わりました。24日までなんて聞いてないよ。次回開催ありますように。

 

ほしかったトートバッグ、もうひとつありました。

サンホラのライブのグッズです。

 

www.soundhorizon-webshop.jp

 

全然関係ないけどサンホラのライブ1年以上前ってまじ?

 

私はサンホラに会うまで特別好きなアーティストはおらず、1年前の絵馬コンが初めてでした。その時はお金があまりなかったので何もグッズ等買わなかったのですが、Tシャツを来たりこのトートバッグを持ったりして来ている人が羨ましく、ああ、ライブっていうのはこういうグッズを身につけて一体感を楽しむものなんだなと思いました。刀ミュを見に行っても感じるのですが、そのライブ1回限りしか使わないようなものであっても、せっかくのハレの日、惜しんでいてはいけないのだなと思います。

 

とはいえね、とはいえね。

買ったあとどうするのよ、とは思うわけですよ。

 

サンホラの15周年ロゴは結構デザイン性高めなので普段使いできるのではと思ったのですが、やっぱり改めて見ると「SoundHorizon」ってガッツリ書いてあるやんな。いやまあ、サンホラはロゴデザインが割と擬態できているので問題ないのではと思うけれど、わかる人が見ればわかるしな……。

 

物を探すより考えを変えろ

まあ普段使いできるかどうかなんて個人の価値観によって違いますからね。

たとえば「少女革命ウテナ」のコラボグッズ(販売終了済み)ですが、

 

www.super-groupies.com

 

私は「このバッグはちょっと攻めてるな……」と思いましたが商品紹介には「普段使いにぴったり」と書いてある。私の基準では財布がギリギリ日常的に使えるかなくらい。その人々・もの、或いはPTOによって”普段使いするかどうか”の物差しは変わる、流動的なものだということがわかっていはいるんですよね。

 

たぶんこちらが気にするほど人間は他人のものなんて見てないんですよ。私もエレベーターの前の人が、リュックの柄が見えないほどたくさん缶バッジ付けてたらさすがに見ますけれども、そうでなければスルーしますもの。知り合いならともかく、知らない人の持ち物見てたら完全に変な人ですからね。

ちょっとしたアニメグッズの1つや2つ、誰も見ないから好きなもの買って好きなもの使えばいいんです。そう思うんですけれども、小中高生時代にオタクでいじめられた経験とか、馬鹿にされた経験が邪魔をする。

 

自意識というもの、贅肉よりずっと長い間、大事大事に育ててしまったので、今更形を変えようとすると難しいですね。誰も見ていないと思っている一方で誰か一人にでも「あの人オタクグッズ堂々と使ってる。きもー」と言われるのが怖い。そして後者の気持ちのほうが強い。

 

オタクの自己愛と作品愛、どちらが勝つかはもう少し様子見です。結局のところ、何事もどこかで妥協するしかないからな。物が私に合わせてくれることは決してない。

普段使いできるかどうかとか余計なことを考えないで、もっと手軽にグッズ買ってもいいのかな、とも思うけれど、缶バッジとかアクリルスタンドとか、絶対使わないものを買ったところで推しに失礼な気がする。うーん。お金にも限度があるし……。

 

曖昧な結論でうんうんと唸ったところで今日は終わりです。人生、悩みは尽きないものですね。時々自分を甘やかしつつ、ソシャゲのアップデートに生きる意味を見出して、どうにもならない日々を過ごしていきましょう。

 

余談

探していて「これなら普段使いできる~~~~!」となったのがこちら。

 

www.super-groupies.com

 

ユーリスくんの鞄とか普通に通勤で使えそう!

でも14000円は予算の範囲外です。閉廷、解散!

 

山姥切長義に夢を見てるタイプの女による『舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花』感想

こんばんは。秋見鳥です。乱文乱筆失礼します。

 

夢女子などというものには縁がないと思っていた。

あくまでキャラクターは現実に存在しないのだから、夢を見たところで叶うことはない。小説の名前を自分の名前で設定して、現実には起こりえないふわふわしたご都合主義の甘い囁きを得たとして何の意味があるのだろうと思っていた。

のだけれど、なんかこうじわじわと山姥切長義に対する私の感情が歪んでいっているような気がする。嗚呼、恋とは落ちるものとは誰が言ったものか。夢女子というのはなるものではなく、いつの間にかなっているものだったのだなあと思う。

花丸の映画は怖くてまだ予告を見ていないし、慈伝の劇場版なんか観に行ったら心臓が止まりそうで行けない。維伝劇場版は話忘れたので行きたいです。

本日はそんな山姥切火力弱め現実で色恋のできないデブでブスの夢女子が、明治座より、刀ステの感想をお届けします。同担拒否の方はお気を付けください。

 

stage-toukenranbu.jp

 

歴史には疎く、役者様にも明るくないので大した感想は言えないのですが、ちゃんと記録しておかないと美化したうえで忘れるので書いて投稿しておきましょうね。1度きりの人生、恥と後悔を上重ねしていけ。

冒頭10秒で科白劇綺伝を見た時に全然人物わからなかったの思い出しました。洗礼名と和名が整理できなくてつらい。意識していかないと戦国歴史どんどん忘れてく。

 

あと休憩20分でそのトイレ数では、明治座くんはちょっと厳しいね。見切れ席なので出口に近いからトイレ行けるか?と思ったら全然無理だった。

 

 

以下、ネタバレがあります。

・あらすじは他の審神者に任せた。

・「科白劇 舞台『刀剣乱舞 / 灯』」のネタバレもあります。科白劇についてはうろ覚えで喋るので、もし間違った記述があったらご容赦ください。コメントにてご指摘いただけますと助かります。

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途中からトイレのことしか考えてなかった人間による『江水散花雪』(ライビュ)感想

こんにちは。秋見鳥です。

 

今日は「ミュージカル刀剣乱舞 江水散花雪」をライブビューイングで観てきたので備忘録として感想を書きます。

 

musical-toukenranbu.jp

 

初めてのライブビューイング! 映画館で見ると音響もいい上に客席で見るより表情や細かな動きがよくわかるのでいいですね。

ただ、集中できるようにと思って、事前にコーヒーを飲んで行った結果、途中から膀胱が限界で、トイレのことしか考えられなくなりました。ライビュでよかった。これが会場だったらトイレに入れなくて詰んでた。皆さんは観劇前の寝不足とカフェインには気を付けましょうね……。

 

※ネタバレしかないです

※あらすじとかキャラ説明は一切ないよ

※観劇中に考えていた呟きを羅列します。順不同。

 

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『鶴かもしれない2022』感想

こんにちは。秋見鳥です。

本日より下北沢は本多劇場で開催中の、小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』を拝見してきたので、記録として感想を書きます。

 

twitter.com

 

本多劇場。演劇の聖地・下北沢の頂点とも言える劇場とは聞いていたのですが、入ったのは初めてでした。椅子はふかふかで舞台の見通しがよく、さすがは老舗、よい箱です。隣で知らない男の人が彼女と思われる女性に向かって延々と演劇史と演劇論を語っているのに、勝手に「わかるぜ……」と呟いていました。さすが老舗劇場だぜ。素人並感。

 

あと『鶴かもしれない』非常に面白くて、余韻に浸りながら歩いていたら、下北沢の駅の階段で盛大にずっこけました。皆様は舞台がどんなに面白くてもどうぞ足元に気を付けてお帰りください。アラサーにもなって膝に擦り傷を作って帰るとは思わなかったよ。あと小さな段差に躓かない筋力を身に着けようね……。

 

前書きが長くなりましたが、ここから本編です。

※舞台の革新に触れるネタバレがあります。

※あらすじ紹介とかしないよ

※自分語りが多いよ

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私のだめっぷりを見て安心してくれ日記

みんな、大丈夫だ! 何も心配する必要はない!

 

なんてったって俺みたいな崖っぷち人生ではないだろうからさ!

 

先週の日曜日、手袋を買った。そして、今日その右手分だけをなくした。

黒い手袋は絶対鞄の中で失くすので赤い手袋にした。手袋を外さずにスマホや本が見れるように、人差し指と親指の先に切れ目が入っているタイプのもの。スマホ対応として人差し指の布が変わっているものはたくさん売っていたが、切れ目の入っているものはなかなか見つからなかった。私の手には少し小さく、指の股のところに隙間ができていた。しかし、寒さに耐えて歩く時に手が直接空気に触れないというのはとても快適だった。

 

最近、寒いせいか、1人で家にいるとネガティブなことばかり考えてしまう。家族も彼氏も友達もいないのに、生きていてどうなんだ、とか。数年前にLGBTは非生産的だと言って炎上した議員がいたけれど、非生産的な人間から始末される社会なら真っ先に私が消されることだろう。昨日からずっとそんなことを考えている。家で鬱屈としていてもどうしようもないので、外へ出てみることにした。

 

お昼ご飯を定食屋で食べた。非常においしかったので、半分くらい食べたところで写真を撮らなかったのを後悔した。そしてその定食屋を出たところでは、確かに両手をはめていたと思う。

 

せっかく家を出たので、喫茶店へ行くことにした。スマートフォンで調べた時に、無意識に外してしまったのかもしれない。口コミの評判がいい店は、コーヒーとケーキはおいしかったが、何度か「すみません」と声をかけても気づいてもらえず、やっとオーダーを取りに来てくれたところですごくぶっきらぼうな態度だったのが気になった。喫茶店が混んできたので外へ出た。寒いので手袋をはめようとしたところで、片方しか見つからない。

 

コートのポケットをまさぐった。

鞄のポケットも見直した。

何度見ても、手袋が片方しか見つからない。

 

ひとまず、出たばかりの喫茶店に戻り、事情を説明した。店員さんは一応席を確認してくれて、やはり不愛想に「ないですね~」と言った。混んでいたし、接客業に大きな期待を寄せるのが間違いだとはわかってはいるものの、「残念ですが」くらいの言葉が欲しかった。もう二度とこの店には来ないだろうなと思った。

 

手袋を片方なくす、というのはありふれた話ではあるものの、買って1週間でなくす阿呆はなかなかいない。もうだめだ。手袋はなくすし、人間関係は仕事の人しかいないし、BMIは25を超えてしまったし化粧はいくら工夫してもうまくならないし、人生というのはどうしようもないものだ。まあ上記のもののいくつかは、努力することで克服できるのだけれども、そこまでしようという気力はない。結局、人間、やりたくないものはやらないのである。

 

今日は日曜日で、また1週間が始まる。朝起きて、仕事をして、死んだように眠る日が5日間――金曜日は祝日なので、4日間。代り映えのない日常を送りたいという自分と、もっと何かを頑張った方がいいのではないかという自分が、日々葛藤している。

 

とりあえず、早く暖かくなってほしい。そうしたら、少しは明るくものを考えられるような気がする。

 

帰りに、下敷きを買った。付けペンで物を書くのに、下敷きがあったほうが書きやすいという情報を得たからだ。

 

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片方しかない手袋を添えて

もともと九ポ堂さんのツキアカリ商店街のポストカードを見るたびに買ってしまう程度には好きだったので、本屋でこの本を見つけた時には即買いした。

 

www.hanmoto.com

 

付けペンはたまたま文房具屋で安くなっていたものを使った。もとより字が下手なので、なぞったところでそれなりのものにしかならない。「は」や「る」などの丸いところを書くのがまだ慣れない。あともう少し書き終わりのとめ、はらいを丁寧にしたいですね。

でもこの本、インクがまったくにじまなかったので、とてもよいです。

 

本当は「インク好きとつながりたい」タグ等を付けて投稿するのが筋らしいのだけれど、別につながりたいわけではない――というかインクを使うペンは初めて買ったし、インクも初めて使ったし、ひとまず使い切るまでは次の物を買うつもりもないので、好きかと言われるとそこまで好きでもないと思う。とりあえず出典だけ添えておきます。

大してうまくもないものを上げる理由は、書いたものをそのままにしておいたところでどうしようもないなと思ったから。ネットの海に漂流させておけば、とりあえず頑張って書いた意味もあるってものでしょう。

 

生きる意味を見出せない休日には、とりあえず努力をせずにうまい飯を食うに限ると考えてセブンイレブンでおかずを買ってきた。今からよく噛んで食べます。こんなお先真っ暗崖っぷち文章をここまで読んでくださりありがとうございました。

超超超遅ればせながら文学フリマ戦利品感想大会その3

み~んな~。

 

刀ステのチケット買えた?

 

stage-toukenranbu.jp

 

私はチケット販売が始まる10時から待機していましたが、「ただいまアクセスが集中しており……」の表示→リロードというループを繰り返している間に「予定枚数終了」の表示が出てしまったので、最終的に見切れ席を買いました。

本当はA席かS席を、と思っていたのですが仕方ないですね……。ゲーム内先行から抽選に外れ続けたのが運の尽き。ちょっと徳を貯めねばなるまいな。

 

以上、前書きでした。

本日は去る2021年11月23日に行われた文学フリマ東京の戦利品の感想を書いていきたいと思います。

いよいよ最終回です。一体今が何年何月だと思ってるんだ。でも失踪しなかっただけ自分は偉いと思っています。結局のところ人間なんて自分で自分を褒めて生きていくしかないんですよ。

 

↓前回

aki-mi-tori.hatenablog.com

 

※作品のネタバレがあります。

※作品名・サークル名に誤り・問題があった場合はコメントにてご連絡ください。
※順不同です。

 

  • 豆塚エリ 様「エッセイ集 薄明、ここにいるから Vol.1」
  • 週末翻訳クラブ・バベルうお 様「BABELZINE vol.1」
  • 創作サークル モノリトルプレス 様「SFアンソロジー 不易を疎む」
  • Odd Workers 様「EPIGRAM CELL」
  • 柳沼雄太 様・鳥野みるめ 様「往復書簡・ひびをおくる」
  • ルーセットレ 様「宇宙の〇〇」
  • 高井希 様「毒にも薬にもならない」
  • 千代恋雨 様「部屋」

 

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