何かに狂ってる

独り言ログ置き場です。

私のだめっぷりを見て安心してくれ日記

みんな、大丈夫だ! 何も心配する必要はない!

 

なんてったって俺みたいな崖っぷち人生ではないだろうからさ!

 

先週の日曜日、手袋を買った。そして、今日その右手分だけをなくした。

黒い手袋は絶対鞄の中で失くすので赤い手袋にした。手袋を外さずにスマホや本が見れるように、人差し指と親指の先に切れ目が入っているタイプのもの。スマホ対応として人差し指の布が変わっているものはたくさん売っていたが、切れ目の入っているものはなかなか見つからなかった。私の手には少し小さく、指の股のところに隙間ができていた。しかし、寒さに耐えて歩く時に手が直接空気に触れないというのはとても快適だった。

 

最近、寒いせいか、1人で家にいるとネガティブなことばかり考えてしまう。家族も彼氏も友達もいないのに、生きていてどうなんだ、とか。数年前にLGBTは非生産的だと言って炎上した議員がいたけれど、非生産的な人間から始末される社会なら真っ先に私が消されることだろう。昨日からずっとそんなことを考えている。家で鬱屈としていてもどうしようもないので、外へ出てみることにした。

 

お昼ご飯を定食屋で食べた。非常においしかったので、半分くらい食べたところで写真を撮らなかったのを後悔した。そしてその定食屋を出たところでは、確かに両手をはめていたと思う。

 

せっかく家を出たので、喫茶店へ行くことにした。スマートフォンで調べた時に、無意識に外してしまったのかもしれない。口コミの評判がいい店は、コーヒーとケーキはおいしかったが、何度か「すみません」と声をかけても気づいてもらえず、やっとオーダーを取りに来てくれたところですごくぶっきらぼうな態度だったのが気になった。喫茶店が混んできたので外へ出た。寒いので手袋をはめようとしたところで、片方しか見つからない。

 

コートのポケットをまさぐった。

鞄のポケットも見直した。

何度見ても、手袋が片方しか見つからない。

 

ひとまず、出たばかりの喫茶店に戻り、事情を説明した。店員さんは一応席を確認してくれて、やはり不愛想に「ないですね~」と言った。混んでいたし、接客業に大きな期待を寄せるのが間違いだとはわかってはいるものの、「残念ですが」くらいの言葉が欲しかった。もう二度とこの店には来ないだろうなと思った。

 

手袋を片方なくす、というのはありふれた話ではあるものの、買って1週間でなくす阿呆はなかなかいない。もうだめだ。手袋はなくすし、人間関係は仕事の人しかいないし、BMIは25を超えてしまったし化粧はいくら工夫してもうまくならないし、人生というのはどうしようもないものだ。まあ上記のもののいくつかは、努力することで克服できるのだけれども、そこまでしようという気力はない。結局、人間、やりたくないものはやらないのである。

 

今日は日曜日で、また1週間が始まる。朝起きて、仕事をして、死んだように眠る日が5日間――金曜日は祝日なので、4日間。代り映えのない日常を送りたいという自分と、もっと何かを頑張った方がいいのではないかという自分が、日々葛藤している。

 

とりあえず、早く暖かくなってほしい。そうしたら、少しは明るくものを考えられるような気がする。

 

帰りに、下敷きを買った。付けペンで物を書くのに、下敷きがあったほうが書きやすいという情報を得たからだ。

 

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片方しかない手袋を添えて

もともと九ポ堂さんのツキアカリ商店街のポストカードを見るたびに買ってしまう程度には好きだったので、本屋でこの本を見つけた時には即買いした。

 

www.hanmoto.com

 

付けペンはたまたま文房具屋で安くなっていたものを使った。もとより字が下手なので、なぞったところでそれなりのものにしかならない。「は」や「る」などの丸いところを書くのがまだ慣れない。あともう少し書き終わりのとめ、はらいを丁寧にしたいですね。

でもこの本、インクがまったくにじまなかったので、とてもよいです。

 

本当は「インク好きとつながりたい」タグ等を付けて投稿するのが筋らしいのだけれど、別につながりたいわけではない――というかインクを使うペンは初めて買ったし、インクも初めて使ったし、ひとまず使い切るまでは次の物を買うつもりもないので、好きかと言われるとそこまで好きでもないと思う。とりあえず出典だけ添えておきます。

大してうまくもないものを上げる理由は、書いたものをそのままにしておいたところでどうしようもないなと思ったから。ネットの海に漂流させておけば、とりあえず頑張って書いた意味もあるってものでしょう。

 

生きる意味を見出せない休日には、とりあえず努力をせずにうまい飯を食うに限ると考えてセブンイレブンでおかずを買ってきた。今からよく噛んで食べます。こんなお先真っ暗崖っぷち文章をここまで読んでくださりありがとうございました。